胃カメラ・大腸カメラを受ける方へ
~早期発見・早期治療のために、内視鏡検査をもっと身近に~
「胃の調子が気になる」
「便に血が混じって心配…」
「健診で“要精密検査”と言われたけれど、どうしよう…」
そんな時こそ、胃カメラ・大腸カメラによる内視鏡検査が重要です。
胃がんや大腸がんは、早期に発見できれば、内視鏡治療で完治を目指せる病気です。
しかし、初期の段階ではほとんど自覚症状がないことも珍しくありません。
特に大腸ポリープは、小さいうちに切除すれば検査中に日帰りで安全に処置が可能ですが、放っておくとがん化してしまうリスクもあります。
「まだ大丈夫」と思って先送りせず、“何もなければ安心”という結果を得るためにも、早めの検査をおすすめします。
当院の内視鏡検査が選ばれる理由

精度にこだわった内視鏡検査
当院では、AI搭載の高精度内視鏡システムを導入し、食道・胃・大腸の微細な病変も見逃さない診断を目指しています。経口内視鏡を使用することで、鼻からの検査では観察が難しい部位までしっかりと確認できます。

苦痛を抑えた“眠って受ける検査”
「つらい」「苦しい」と思われがちな内視鏡検査も、鎮静剤を使用し、眠っている間に検査が完了します。検査後は約1時間お休みいただき、医師が結果をご説明いたします。

快適で安心できる検査環境
前処置は個室のリクライニングソファ付きスペースで、テレビを見ながらリラックス。検査後は半個室のリカバリールームでゆっくりお休みいただけます。

胃カメラ・大腸カメラを一度にまとめて検査可能!
「どうせ検査するなら一気に終わらせたい」―そんなご希望にお応えし、当院では胃カメラと大腸カメラを同時に実施可能です。1回の来院・1回の準備・1回の鎮静で済むため、身体への負担が少なく、忙しい方にも最適です。
下剤を飲まない大腸カメラにも対応
「大腸カメラは検査より、2リットルの下剤を飲むのがつらい…」という方へ。
当院では、胃カメラ中に十二指腸から下剤を注入する方法を導入しており、下剤を飲まずに済む大腸カメラもご選択いただけます。下剤が苦手な方も、安心して検査を受けていただけます。

検査中にポリープが見つかった場合も柔軟に対応
検査中に大腸ポリープを発見した場合は、その場で日帰り切除が可能です。
切除が難しいような大きなポリープや腫瘍が見つかった場合は、速やかにカレス記念病院へご紹介し、適切な治療につなげます。

ピロリ菌の検査・除菌治療にも対応
胃カメラ検査中に胃の組織を採取することで、ピロリ菌の有無を確認できます。
陽性の場合は、保険適用での除菌治療も可能です。ピロリ菌は胃がんのリスク因子とされており、早期発見と治療がとても重要です。
「健診でピロリ菌の可能性を指摘された」「除菌を考えている」そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
検査後の苦痛も軽減
胃カメラ・大腸カメラの検査中には、医療用の炭酸ガスを使用しています。
炭酸ガスは空気に比べて約200倍の速さで体に吸収され、自然な呼吸で排出されるため、検査後のお腹の張りや不快感を大幅に軽減できます。
胃カメラの特長と検査でわかる病気
胃カメラでは、食道・胃・十二指腸を直接観察することができ、これらの診断に役立ちます。
- 逆流性食道炎
- ピロリ菌感染による慢性胃炎や
萎縮性胃炎 - 胃潰瘍・胃がん・十二指腸潰瘍
- 食道がん
また、胃の組織を採取した際には、同時にピロリ菌の有無も検査可能です。
大腸カメラの特長と検査でわかる病気
大腸カメラでは、大腸全体を観察し、診察いたします。
- 大腸ポリープ
- 大腸がん
- 潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患
- 出血の原因調査
忙しい方にも、初めての方にも安心


「また受けたいと思える内視鏡検査」を。
あお内科・内視鏡クリニックでは、精度・快適さ・安心感にこだわった検査で、みなさまの健康をサポートします。
当日の流れ(例)
STEP 1検査前準備
事前に医師による問診、検査説明をさせていただきます。前日夜21時以降の食事は控えさせていただきます。

STEP 2検査当日
当日の朝は水分のみ(水・お茶)のみ摂取可能です。ご来院いただき、バイタルのチェックと点滴ルートの確保をしていきます。

STEP 3検査
胃泡除去剤を飲み、部分麻酔(のど)をします。場合によって鎮静剤(全身麻酔)投与をします。胃カメラを開始いたします。

STEP 4休憩・ご帰宅
無事検査が終わりましたら、リカバリー室で休憩。医師による検査結果説明を聞いていただき、ご帰宅いただけます。

下剤を飲まない大腸カメラとは?
経内視鏡的下剤注入法
大腸カメラを受ける際には、通常、腸をきれいにするために2リットル前後の下剤( 腸管洗浄液)を飲む必要があります。最近の下剤は改良され、以前より飲みやすくなってはいるものの、「検査よりも、あの下剤を飲むのが本当に大変だった…」というお声は今も多く聞かれます。
そこで当院では、下剤を飲むのがつらい方、体質的に合わない方のために、胃カメラとあわせて行う「経内視鏡的下剤注入法」を導入しています。
これは、胃カメラを行いながら、内視鏡を通じて下剤を直接十二指腸に注入する方法です。
鎮静剤を使用するため、検査中は眠っているような状態で楽に受けられ、不快な味や大量の服用を伴う下剤を口から飲む必要はありません。
この方法は、以下のような方に特におすすめです
- 過去に下剤で嘔吐したことがある方
- 下剤の量が多くて途中で断念した経験がある方
- 下剤を飲むことに強い抵抗感がある方
※誤嚥性肺炎や腸閉塞などのリスクを考慮し、75歳以上の方や腸の手術歴がある方には、安全を優先し、通常の方法でのご案内とさせていただいております。
忙しい方にもおすすめ「モーニング大腸カメラ検査」
「大腸カメラを受けたいけれど、時間が取れない…」
そんなお悩みを解決するために、当院では午前中に検査を完結できる《モーニング大腸カメラ検査》をご用意しています。
モーニング大腸カメラのメリット
- 検査が朝9時頃からスタート、早ければ11時前にはご帰宅いただけます
- 検査後は午後から自由に予定が組めるので、仕事や家事への影響を最小限に
- 一日中病院に滞在する必要がなく、時間的な拘束が少ないのが特長です
- 小さなお子様がいる方や、仕事の合間に検査を受けたい方にも最適です
当日の流れ(例)
- 朝5~6時頃からご自宅で下剤の服用を開始していただきます
- 便が透明になり、腸の中がきれいになったことを確認後、ご来院ください
(下剤の飲み方や便の確認方法は事前にわかりやすくご説明します) - ご希望の方には鎮静剤を使用し、眠っている間に検査を実施します※鎮静をご希望の方は、当日お車でのご来院はお控えください
大腸カメラは“命を守る検査”です
大腸がんは40代から発症リスクが上がるとされており、特に早期発見ができれば、内視鏡での切除のみで完治を目指すことも可能です。
しかし症状が出にくいことから、「気づいたときには進行していた」というケースも少なくありません。検査を受けたいと思っても、「時間がない」「予定が組めない」という理由で先延ばしにしてしまうのは、将来の大きなリスクにつながる可能性もあります。
当院では、少しでも多くの方が安心して検査を受けられるよう、時間・体への負担を減らす工夫を重ねています。
「モーニング大腸カメラ検査」をご希望の方は、どうぞお気軽にご相談ください。