2025.11.27(木)
当院の血液・超音波検査は“その日に、次へ進む”
血液検査を“当日に知りたい”と思ったことはありませんか?
当院の大きな特長の一つは、
札幌臨床検査センターがすぐ隣にある
という 圧倒的な強み です。
このメリットを最大限に活かし、
多くの血液検査の結果を、
受診したその日のうちにご説明できます。
(※一部の特殊検査を除く)
<当日に分かること ✍️>
• 血糖・HbA1c
→ 糖尿病の状態やコントロールの様子がわかります。
• コレステロール・中性脂肪・尿酸
→ LDL(悪玉)・HDL(善玉)・中性脂肪のバランスを見ます。
• →痛風の原因となりうる尿酸の値を見ます。
• 肝臓の検査(AST・ALT・ALP・γ‐GTP・ビリルビン など)
→ 肝炎や脂肪肝、胆のう・胆管のトラブルを確認します。
• 腎臓の検査(クレアチニン・eGFR・BUN)
→ 腎臓の働き具合を見ます。
• 塩分やミネラルのバランス(ナトリウム・カリウム・カルシウム など)
→ 脱水や不整脈のリスク、体内のバランスをチェックします。
• 膵臓の検査(アミラーゼ・リパーゼ)
→ 膵炎などの手がかりになります。
• 甲状腺の検査(TSH・FT4・FT3)
→ だるさ・むくみ・動悸などの原因が甲状腺かどうかを確認します。
• 血液の成分の検査(血算)
→ 赤血球・白血球・血小板の数を調べ、貧血や感染の兆しを確認します。
• 炎症の強さ(CRP)
→ 体内で炎症が起きていないか、どの程度かを見ます。
• 腫瘍マーカー(CEA・CA19-9 など)※一部は翌日以降
→ 胃・大腸などのがんの診断の手がかりになります(画像検査と組み合わせて判断します)。
• 尿検査(たんぱく・糖・潜血 など)
→ その日のうちにご説明できます。
当院では、可能な範囲で受診当日に結果を確認し、その場で方針をご提案しています。気になる数値が見つかった場合も、追加検査や治療の開始・調整を即日で実施し、必要に応じて地域の医療機関と連携して対応を進めます。
<超音波(エコー)検査も“その日”🖥️>
当院は専任の超音波(エコー)技師が常勤しており、健診の二次検査も含め、よほどの混雑を除き初診当日から対応できます。
腹部だけでなく、心臓・頸動脈・甲状腺・下肢静脈など、健診の二次検査にも幅広く対応します。初診当日の採血・エコーも、よほどの混雑を除き実施可能です。また12月より月曜日診療が開始となりますが、現時点では、月曜日はエコー技師が不在となりますのでご了承ください。
<45分お待ちいただく間について ⏱️>
結果がそろうまでの目安は約45分(混雑状況で前後)です。
この時間を活用してエコーやレントゲンを進め、院内滞在時間の短縮に努めます。
さらに、CT・MRIが必要と医師が判断した場合は、隣接するカレス記念病院と常時連携し、同日〜早期の撮像ができるよう可能な限りこの待ち時間内に手配を進めます。
検査後は結果を共有し、外来継続か入院かを含めて最適な次の一手をご説明します。
※CT・MRIはカレス記念病院の撮像スケジュールに準じて調整するため、場合により待ち時間が発生することがあります。
<緊急疾患にも強い当院の体制 🚑>
当日判明の採血といつでも実施できるエコーは、急性腹痛・胆石胆のう炎・膵炎・尿管結石・深部静脈血栓・心不全増悪などの緊急疾患で大きな力を発揮します。
その場で数値と画像を突き合わせることで、「外来で経過観察・治療が可能か」/「即日入院が必要か」を迅速かつ的確に判断。必要と判断すれば、隣接医療機関への入院連携まで一気通貫で対応します。
<私たちのこだわり 💡>
「受診負担をできる限り減らす」——
これは開業時からの一番のこだわりでした。
“あったらいいな”を形にして、来院当日に次の一歩が踏み出せるクリニックであり続けます。検査フロー・説明のタイミング・院内動線を、今後も磨き続けてまいります。