あお内科・内視鏡クリニック
デジスマ診療
初診の方はこちら
アクセス

コラムCOLUMN

2025.09.06(土)

よく聞かれます…『どうしたら痩せますか?』への答え(筋トレ編)

診察をしていると、患者さまから本当によく聞かれる質問があります。
「先生、どうしたら痩せますか?」
「いいダイエット薬はないですか?」
「どんな運動が効きますか?」
「どんな筋トレをすればいいですか?」
本当に多くの方から同じ質問をいただきます。
それだけ「痩せたい」「健康でいたい」という思いを
皆さんが持っている証拠でもあり、
私はとても素晴らしいことだと思っています✨
 
 
💊 ダイエット薬はある。でもそれだけでは足りない
ここ数年、テレビやネットで話題の GLP-1受容体作動薬(いわゆる“痩せる注射”)
をご存知の方も多いでしょう。
確かに食欲を抑える効果があり、体重減少につながることもあります。
ただし――薬だけで本当に健康な体が作れるか?というと、答えはNOです。
•効果には個人差がある
•副作用や費用の問題がある
•何より「楽して痩せる」では長続きしない
👉 つまり、薬はあくまで“補助的な選択肢”にすぎません。
 
 
💪 本当に大事なのは「筋肉」
私は必ず患者さまにこうお伝えしています。
👉 「薬より先に、まず“筋トレ+生活習慣の改善”を始めましょう」
なぜか?
痩せるために一番効率的なのは、大きな筋肉を鍛えることだからです。
基礎代謝が上がる → 太もも・お尻・体幹を鍛えるとカロリー消費が増える
体型が整う → 猫背やぽっこりお腹が改善し、見た目が大きく変わる
肩こりや腰痛が自然と軽減 → 大きな筋肉が支えになる
つまり、痩せたい人にとっての最短ルートは、下半身+体幹トレーニングなのです。
 
 
🏋️‍♀️ 格闘技を愛する院長直伝!器具のいらない自宅筋トレ
ここからは、私自身が格闘技選手時代に取り組んできたメニューをベースに、
誰でも自宅でできるようにアレンジした筋トレを紹介します。
 
 
🔹 初心者向け(脚痩せ&美尻編)
椅子スクワット
 椅子に腰をかけるように、ゆっくり立ったり座ったりする動き。
 👉 脚やお尻を無理なく鍛え、姿勢改善にも◎。
お尻上げ運動(ヒップリフト)
 仰向けに寝て膝を立て、お尻を天井に向かって持ち上げる。
 👉 美尻づくり、腰まわりの引き締めに効果的。
かかと上げ運動(カーフレイズ)
 立ったまま、かかとを持ち上げてつま先立ちになり、ゆっくり下ろす。
 👉 ふくらはぎの引き締め・むくみ改善に効果的。
 💡 壁に手をついて片足ずつ行うと、さらに負荷がかかり“めちゃくちゃ効きます”。
👉 各10〜15回 × 2セット、週3回
 
 
🔹 中級者向け(体幹安定編)
スクワット(椅子なし)
 下半身全体をバランスよく鍛える基本動作。
ブルガリアンスクワット
 片足を椅子の座面に乗せ、もう片方の足でしゃがむ。
 👉 太もも・お尻を集中的に鍛え、美脚効果も。
プランク(ノーマル)
 肘とつま先で体を支え、一直線をキープ。
 👉 体幹・腹筋全体を強化。
膝つき腕立て伏せ
 膝を床につけて行う腕立て。腕立てが苦手な方でも取り組みやすい。
👉 10〜15回(または30秒)× 2セット、週3〜4回
 
 
🔹 上級者向け(格闘家メニュー🔥)
ジャンピングスクワット
 スクワットの立ち上がりでジャンプする。
• 👉 下半身+心肺機能を同時に強化。
ブルガリアンスクワット(深め)
 ゆっくり深くしゃがみ、負荷を強める。
腕立て伏せバリエーション
 - ノーマル(標準)
 - ワイド(胸強化)
 - ナロー(上腕三頭筋強化)
 - 足台あり(強度UP)
 👉 各10〜15回 × 3セット
プランクバリエーション
 - サイドプランク(くびれ強化)
 - プランク+足上げ(お尻・背筋も強化)
 - リバースプランク(背筋版)
 👉 各20〜30秒 × 2〜3回
👉 週2〜3回
 
 
🏁 さいごに
私自身、体づくりは基本的に器具なしでやってきました。
どうしても背筋を鍛えたいときだけ、余り負荷をかけない程度に120〜130kgの
バーベルスクワットをしていたくらいです。
はっきり言います。
👉 筋トレに器具はいりません。
自宅で十分に効果的なトレーニングが可能です。
ただし、モチベーション維持のためにジムに通うのは大賛成ですよ💪
そして…
「これイメージできない」「フォームが不安」という方は、ぜひ直接、私に聞きに来てください。
診療のついでに、体づくりの相談も大歓迎です😊
 
 
✨ 今回は【筋トレ編】でした。
次回は【柔軟編】――「柔軟=ダイエット効率を上げる秘密兵器」です。
👉 血流改善・代謝アップ・肩こり腰痛改善まで。
筋トレと柔軟の“最強タッグ”を紹介します。
こうご期待!!